生徒さんの第一印象は謙虚で、少し恥ずかしがりやの印象でした。お話の中から「商社に入りたい」と強い意志を感じ「何としても夢をかなえて差し上げたい」という気持ちが湧いてきました。
印象に残っているのは商社のエントリーシート「自分史1000文字」作成です。生徒さんのドラフトを元に、私のキャリアコンサルタントの知識を活かして、傾聴しながら気づきを与える質問で、話を自然に引き出しました。ボランティア活動に継続して取り組み、現地で役立つ物品の作成をするなど、思いやり溢れる魅力に気づきました。また幼い頃、壁にぶつかった際に始めたスポーツが心を支え強くした話も伺い、生徒さんの人生軸を一緒に確認することが出来ました。
その後、明治安田生命合格の知らせと共に、志望度が高い都市銀行の最終試験で残念な結果になったと報告がありました。人生軸としていたスポーツは個人競技のため、チームワークを必要とする銀行にはマッチしないと言われてしまったとのこと。励ます私に「この不合格は、私の話にチームワークが足りないと教えてくれた。本命の商社ではチームワーク力を伝えていこうと思う。」と前向きに切り替える姿に、控え目な生徒さんがぐんと成長されたと感じました。この経験を活かして東京海上日動火災保険の総合職、夏まで粘り本命の丸紅へ合格なさいました。
この指導を通してどんな時も講師やスタッフが向き合い心を支えることで、生徒さんは前を向いて進むことが出来ること、就職活動を通して人間力と主体性を育むことが出来ると感じました。また、この合格にはアイザックスタッフとの連携プレーが欠かせなかったと思います。
アイザック就職活動スクールは、マンツーマンで講師と信頼関係を築きながら進めていきます。自分の強みが分からない、コロナ禍で就職活動の進め方が分からず不安だという方は、アイザックのドアを叩いてみてください。心をしっかり支え合格に導く講師やスタッフがお待ちしています。
副主任講師 小高ひとみ
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